こころの相談室UPを開室した最大の理由は、「認知行動療法を必要としている、より多くの方に届けたい」という僕の思いからです。
認知行動療法は、様々な疾患や心の問題への有効性が科学的に確認され、世界のグローバルスタンダードとなっている心理療法です。しかし、日本国内においては、専門的なトレーニングを受け、質の高い認知行動療法を提供できる機関がまだまだ少ないのが現状です。
日常のストレスや対人関係の悩みから、うつ病、不安症、不眠症、強迫症といった精神疾患まで、私たちはしばしば「考え方や行動の悪循環」に陥り、身動きが取れなくなってしまいます。当相談室は、そうした悪循環から抜け出し、ご相談者様が「本来大切にしたい生活」を取り戻すための専門的なサポートを提供したいという、僕の願いからスタートしました。
また、より多くの方へこの支援を届けるため、時間や場所の制約を受けにくいオンラインでのカウンセリングを導入するとともに、ご希望に合わせて直接お会いする対面カウンセリングもお選びいただける体制を整えています。
こころの相談室UPの「UP」は、「アップ」ではなく「ゆーぴー」と読みます。この名前には、僕なりのいくつかの大切な意味を込めました。
「U」は、あなた(YOU)を意味しています。そして「P」から始まる言葉には、カウンセリングを通じて、あなたに回復してほしいと願うものがたくさんあります。
たとえば、Power(活力)。 こころのエネルギーや元気が回復していくプロセスを、僕はお手伝いしたいと思っています。
あるいは、Peace(平和)。 こころの安定や落ち着きを取り戻すことで、日々の生活を楽しむ余裕が生まれ、立ち止まって冷静に物事を選択できるようになります。
そして、Pleasure(喜び)。 悩みや症状が強いときには、喜びはなかなか感じられないものです。ご自身の人生にどうやって喜びを取り戻していくか、本来大切にしたい生活にどう向かっていくかは、どんなお悩みを持つ方にとっても共通のテーマになります。
あなた(U)が、Power(活力)、Peace(平和)、Pleasure(喜び)を取り戻していくこと。 そのような回復の道のりを二人三脚で経て、以前の自分よりもほんの一歩だけ「UP(アップ)」していただくこと。それが僕の目指すカウンセリングの形であり、この相談室の名前に掲げたポリシーです。