皆さんこんにちは٩( ᐛ )و
今日の検索キーワードは,「不眠症 悪夢」で見てみました。
精神疾患の分類と診断の手引きことDSM5(いつもこのブログに登場していますね!)によると,悪夢によって苦痛を感じたり,社会生活に支障が出る精神疾患を悪夢障害と定義しています。
診断基準を簡単にまとめてみますと,A~Eの以下のようになりました。
A:長く非常に不快な,細かいところまで思い出すことのできる夢が反復して生じる(夢の内容は,怖いことを避けようとするものが一般的)。
B:悪夢から目覚めると,見当識(ここはどこ?今日は何日?)と意識を保つ。
C:悪夢によって,意味のある苦痛が生じ,学校や仕事に悪い影響が出る。
D:悪夢は,物質(乱用薬物,医薬品)の生理学的な作用によるものではない。
E:併存している精神疾患や医学的な疾患では,悪夢の訴えの主要部分を十分に説明できない。
▢悪夢のために眠りから覚めることがよくありますか?
▢悪夢の内容は,恐怖,怒り,悲しみ,嫌悪などの感情を引き起こしますか?
▢目が覚めてすぐに,注意深く,はっきりと考えることができますか?
▢悪夢の詳細をはっきりと思い出すことができますか?
▢悪夢の詳細をはっきりと思い出すことができますか?
▢悪夢を見た後,なかなか寝付けないことがありますか?
出典:Nightmares – Sleep Education by American Academy of Sleep Medicine
Mayo Clinicという総合病院の公式サイトから,悪夢障害の対処法を簡単にまとめてみました٩( ᐛ )و
医学的治療
悪夢が基礎疾患と関連している場合,その基礎疾患を対象とした治療が行われます。
心理学的治療
ストレスや不安などの精神的健康状態が悪夢の原因となっている場合,認知行動療法等のストレスマネジメント法が有効とされています。
薬物療法
薬物療法が悪夢の治療に用いられることは稀です。しかし,心的外傷後ストレス障害(PTSD)に伴う重度の悪夢に対しては,薬物療法が行われる場合があります。
出典:Nightmare disorder – Diagnosis and treatment – Mayo Clinic
今日も読んでくださり,ありがとうございました!それではまた次回٩( ᐛ )و