事例検討会はじめます٩( ᐛ )و
参加者募集中
TCBTカウンセリングオフィスの新明一星先生とこころの相談室UPの松元がファシリテーターとなり,PCAGIP法を用いた事例検討会を計画しています。
事例検討会のSlackを作成しましたので,参加されたい方はこちらからお気軽にお申込みください!
PCAGIP法とは?
PCAGIP法とは,村山正治先生が考案されたパーソン・センタード・アプローチの視点から考案された事例検討会を指しています。この事例検討会の特徴は以下の通りです。
- 「事例」が主役でなく「事例提供者」が主役
- カンファレンスの場をコミュニティとみなす
- 参加者はリサーチ・パートナーとみなす
- 「エンカウンター・グループ体験の場」とみなす
- 多様な視点が生まれてくる
- 結論はでなくてよく,ヒントが出れば十分である
- 板書記録による情報の可視化と共有化
- 参加者がみんなでつくる事例物語
- 事例提供者の事例をめぐる援助ネットワーク図が生まれる
事例検討会の実施手順(大枠)
- 事例検討会Slackに加入していただく
- 隔週もしくは月1回のペースで事例検討会の案内を出しますが,参加するかどうかは自由です
- 参加希望の方は,調整さんに希望日時を入力していただき,日時を決定する
- 参加費は1回2000円とさせていただきます
事例検討会の実施手順(1回ごと)
- 事例発表者は,事例の概要を1分で説明し,事例について困っていること,事例検討会で得たいことを発表します
- 参加者は順番に1人1問の質問を行います
- 質問が3周ほど回ったら,事例発表者に対して,ファシリテーターが,困っていることや事例検討会で得たいことについて,変更するかしないか質問します
- 最初のテーマのままか,新しいテーマで再度質問を3周ほど行います
事例検討会に参加するメリット
- 批判するようなコメントは禁止がルールなので,従来の事例検討会のように傷つくような出来事が起こらないと考えられます
- 事例発表者の準備がほとんど必要ないので,気軽に参加できます
- Slackに在籍していただければ,好きなときに参加できます
- 質問に答えるというアウトプットを繰り返すことで,頭の中が整理され,何かしら新しいヒントを得ることができると考えられます
参加のお申し込みはこちらからどうぞ!
参考文献
『あたらしい事例検討法 PCAGIP入門 パーソン・センタード・アプローチの視点から』